EclipseでPROXY設定する方法
はじめに
Eclipseで以下のようなエラーが発生した場合、かつPROXYサーバー経由でのネットワーク接続が必要な環境の場合、EclipseでPROXYの設定を行うことで解決します。
Spring Bootプロジェクトを作成しようと思い、新規Springスターター・プロジェクトを作成のタイミングでSocketTimeoutException:connect timed outが発生。
プラグインを追加しようと思い、Eclipseマーケットプレースを開いたタイミングで「Eclipseマーケットプレースを開くことができません リモート・マーケットプレース・ロケーションをインストールできません。:Connection failed」というメッセージが表示される。
上記のケースはいずれも期待しているサーバーへ到達できなかったことが理由のエラーメッセージとなります。
EclipseでProxy設定する方法
Proxy設定画面は以下の手順で表示します。
Windows版の場合
ウィンドウ > 設定 > 一般 > ネットワーク接続
Mac版の場合
Eclipse > 環境設定
以下はProxy設定画面となります。
各項目の説明
アクティブ・プロバイダー
Eclipseは3種類のプロファイルを作成することが可能です。ここで選択したプロファイルがネットワーク接続時に使用されることになります。
「直接」は全ての接続においてプロキシを使用しません。
「マニュアル」は以降の項目で設定した内容で接続が行われます。
「ネイティブ」はOSレベルで定義されている設定が使用されます。
プロキシ・エントリー
チェックボックスは選択されているアクティブ・プロバイダーで使用するもので、アクティブ・プロバイダーとして「マニュアル」を選択している場合のみ指定可能です。
デフォルトでHTTP/HTTPS/SOCKSの3つが定義されていますが、同じスキーマでホストやポートが異なるエントリーを複数追加することが可能です。
プロキシーのバイパス
プロキシー接続を除外するホストを指定可能です。
Proxy設定では何を設定するか
具体的には
アクティブ・プロバイダー:マニュアル
プロキシー・エントリー:HTTPSにのみチェックを入れ、HTTPS行のエントリーにホストやポートなどProxyサーバー接続に必要な情報を入力
プロキシーのバイパス:特に設定しなくても構いませんが、一般的にはlocalhost/172.0.0.1などを登録したりします。
設定が完了したら「適用」ボタンを押下し、終了となります。
以上でおしまいとなります。